投資を始めてわずか数か月。
500万円という大金を宇宙関連ファンドに投じた私は、
毎晩のように「S&P Kensho Space Index」の値動きを眺めていました。
数字が上がれば安堵。
下がれば心がざわつく。
信じて待つ勇気と、リスクを直視する冷静さ。
その二つの間で揺れ動く、苦しくも忘れられない時期でした。
🌙 信じたい気持ちと、判断できない現実
含み損が130万円を超えた頃、
「もう売るべきかもしれない」と何度も思いました。
けれど、同時に「ここで手放したら全てが無駄になる」という思いもあった。
信じたい。
でも、判断できない。
そんな矛盾した気持ちを抱えながら、
気づけば夜通し、画面の数字を見つめていたこともありました。
投資を始めたばかりの自分にとって、これはまさに心の耐久レースでした。
🧭 損切りは「逃げ」ではなく、戦略
この経験を経て、私は学びました。
損切りは“負け”ではない。
むしろ、冷静な判断を保つための戦略の一つです。
「5%下がったら手仕舞う」
「30%下がったら見直す」
そういった**“ルール”を自分の中に持つことが、リスクと向き合う第一歩。**
私が最終的に利益を得られたのは、結果的に“待てたから”です。
けれど、それは偶然に過ぎません。
あの時、どこでどう動くべきだったのか——。
今ならもう少し冷静に、自分の資金を守る判断ができる気がします。
🪞 リスクは「避ける」より「受け入れる」もの
投資の本質は、利益を得ることだけではありません。
自分の心理を知ること。
どこまでの下落なら耐えられるか、どんな状況で焦るのか。
リスクを完全に排除することはできません。
だからこそ、自分の中の“限界ライン”を理解し、受け入れることが大切なのだと思います。
「恐怖」と「欲望」は投資家の両輪。
どちらかに傾けば、必ずバランスを崩す。
長期投資を続けていく上で大切なのは、恐れを自覚したうえでどう動くかです。
📝 まとめ
- 投資には「信じる勇気」と「冷静な判断」が両立してこそ意味がある
- 損切りは逃げではなく、感情に流されないための戦略
- リスクは排除するのではなく、受け入れて向き合うもの
- 経験を重ねるほど、判断の軸が少しずつ磨かれていく
🔜 次回予告
リスクを恐れず投資を続けるためには、**「入金力」**も重要です。
次回は、投資に回す資金を生み出すために私が考えた「節約とお金の使い方」について。
無理のない節約こそが、長期投資を支える力になると感じた話をお届けします。
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