🚀 クリックの瞬間、胸が高鳴った
クリックした瞬間、胸がドクンと鳴りました。
「買ってしまった――」
その言葉が頭の中で何度も反響しました。
500万円という金額。
たったひとつのボタンで動かすには、あまりにも大きな金額です。
投資を始めてまだ間もない自分が、まさかここまで思い切った行動を取るとは想像もしていませんでした。
けれど、その決断には確かな理由がありました。
銀行のNISAで積立を続けながらも、**「もっと効率的に資産を増やしたい」**という思いが日に日に強くなっていたのです。
🌌 惹かれたのは「宇宙」という言葉でした
個別株をやめたあと、証券口座に残っていた資金をどうするか迷っていました。
NISA口座はすでに満額。
「短期的にでも利回りが良い商品に入れておきたい」と考えて、いくつもの投資信託を比較していました。
そんな中、目に留まったのがeMAXIS Neo 宇宙開発。
名前の響きに惹かれたのが最初でした。
でも調べていくうちに、世界経済フォーラムの資料で見た数値が心をつかみました。
2023年時点での宇宙ビジネス市場規模は約6300億ドル、
そして2035年には1.8兆ドルに拡大見込み。
年率9％成長――世界のGDP成長率の2倍近いスピード。
それを知った瞬間、「これは夢がある」と感じたのを今でも覚えています。
💭 迷いと覚悟のあいだで
買う前は、何度も迷いました。
「これは投資なのか、それとも夢への賭けなのか」
指が購入ボタンの上で止まるたび、そんな考えが頭をよぎりました。
でも、別資金も確保していたし、「挑戦するなら今しかない」と思う気持ちの方が強くなっていました。
“挑戦しない後悔”より、“やってみて学ぶ後悔”を選びたい。
その瞬間、迷いは消えました。
📉 買ってからの現実
購入してからしばらく、チャートは下がり続けました。
「高値づかみしたな……」と、何度もため息をついていました。
毎朝アプリを開くたびに、数字が赤く染まっていく。
まだ投資を始めて2か月も経っていなかった頃のことです。
でも、その“悔しさ”よりも、「自分の選択がどうなるか見届けたい」という気持ちが勝っていました。
それが、私が**“感情で投資する”から“考えて投資する”**へ変わった最初のきっかけだったのかもしれません。
✅ まとめ
・夢枠は予定していたわけではなく、直感と興味から生まれた投資だった
・「宇宙開発」というテーマが心を動かした
・クリックの瞬間は恐怖と興奮が入り混じっていた
・下落しても「学びの経験」として受け止められたことが成長だった
🔜 次回予告
夢枠の値動きに翻弄される日々へ。
心のジェットコースターのような感情と、そこから見えた「長期投資の覚悟」について書きます。
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