📉 「もう一度だけ」の誘惑
NISAを始めてから数か月。
トランプ政権の関税ショックで相場は荒れ、評価額は見るたびに下がっていました。
そんな中、心のどこかで「もう一度、個別株で取り返せるかもしれない」と思ってしまったのです。
正直に言えば、投資信託は地味なんです。
毎月淡々と積み立てるだけ。上がっても下がっても、やることは同じ。
一方で、個別株は「自分の判断で買って、売って」というアクションがある。
短期間で結果が出る分、スリルもある。
その刺激をもう一度味わいたくなりました。
💹 決算狙いの取引を始める
今回は前回の反省を踏まえ、少しは勉強したつもりで臨みました。
決算発表のある銘柄を狙い、「好決算なら翌日株価は上がる」というセオリーに沿って、寄り付きで購入し、昼休みに売る──。
そんな“自分ルール”を作って挑戦しました。
結果はというと、数万円の利益が出た日もあれば、同じくらいのマイナスの日もありました。
トータルではほぼプラマイゼロ。
儲けよりも、毎回チャートを見ながら手に汗握るような緊張感のほうが強く、精神的な消耗が大きかったのを覚えています。
🤖 ロボアドバイザーにも挑戦
個別株に限界を感じた頃、目に留まったのが「ロボアドバイザー」。
AIが自動で資産配分を行い、最適な運用をしてくれるという仕組みでした。
「これなら感情に左右されない投資ができるかも」と思い、月5,000円でスタート。
しかし、元本200万円では思うようなリターンは得られず、自動とはいえ損益の変動を見て一喜一憂してしまう自分がいました。
AIが選んでくれるとはいえ、投資である以上リスクは避けられない。
最終的には1か月もしないうちに解約しました。
🧠 学び:向き不向きがある
結局、この一連の挑戦で得たのは「自分には短期投資は向いていない」という確信でした。
短期間で利益を狙うよりも、長期でじっくり育てる方が性格的に合っている。
個別株の値動きにハラハラするよりも、積立投資の安定感に安心できる。
そして何より、心理的な疲弊と利益は比例しないことを痛感しました。
マイナスが数万円でも、心のダメージはその何倍も大きい。
投資はメンタルの戦いでもあると、ようやく理解できたのです。
✅ まとめ
- 投資信託は地味でも、焦らず続けることが最大の武器
- 個別株や短期投資は性格的な“向き不向き”がある
- ロボアドバイザーは有効だが、資金力と継続前提が必要
- 心理的な負担とリターンのバランスを考えることが大切
- 「儲けたい」より「続けたい」を優先すべき
🔜 次回予告
含み損や焦りとどう向き合うのか──。
次回は、感情のコントロールと「焦りに負けないメンタルの整え方」についてお話しします。
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